クリエーター科1年生 演習林を歩く
クリエーター科新入生が最初に受ける科目『森林から木材、暮らしへ1』も4日目。今日は、演習林を散策しました。案内役は、杉本・池戸・横井の3教員。
最初に、演習林の反対側にある美濃市運動公園から演習林の全体像を眺めます。対岸から見ることにより、演習林の全体像を把握することができました。同時に、地形図の見方も確認しました。
構内を横切って演習林に向かう途中、苗畑によって育苗中のヒノキ苗を観察。残念ながら山出しサイズの苗は、昨日のエンジニア科の植栽実習で既に演習林に行ってしまっていました。ヒノキの1年生苗や2年生苗を見ることで、これから見に行く林の素がどんなものかを実感することができたでしょう。
苗畑のすぐ横の製材棟では、演習林で収穫した木材を製材して自力建設に供しています。演習林から伐り出された原木を前に、山の木の出口も確認できました。
演習林の入口には、購入したばかりのタワーヤーダが。真新しいタワーヤーダを前に、どのように木材を山から出してくるかを解説。すぐ横に設置してあった集材機との比較もできました。
一昨年・昨年・今年のヒノキ新植地も訪れました。林ができていく最初のところです。
昼食をとった後、いよいよ本格的に林の中を歩きます。今日は、「山の神」のところから山に上がることにしました。写真中央の先の方に見えるのは、昨年の自力建設で建てた避難小屋です。
ハアハア言いながらたどり着いた外周北側のピークです。本日は、夏日。午後一の日向は暑いです。しかし、そこからの眺望は素敵。
再びヒノキ林を歩いて、演習林を下ります。森のようちえんの活動場所やヒノキ林の間伐直後の林に立ち寄り、本日の散策を終えました。
校舎のある場所から歩いて行ける演習林。これからもよろしく。
報告:横井秀一